もっとスプリットステップからの動きの追求
こんにちは
今日はスプリットステップについて追求する記事を書きたいと思います。
スプリットステップはフットワークにおいて非常に重要です。
展開の速いラリーや、サービスリターンでは最初の反応動作でのスプリットステップが間違っていると、その後の走力に自信があったとしても意味がありません。
逆に走力がない人(足が遅い人)でスプリットステップが下手だとボールに追いつくチャンスはもうありません。
単純な動作なので、出来ている気になっているだけの人も多いと感じます。
もう一度スプリットステップについて深く考えてみることで上達出来ます。
photo credit: Andrew Campbell Photography Caroline Wozniacki via photopin (license)
タイミングは本当に相手が打った瞬間に着地か
あなたはスプリットステップのタイミングはいつだと習いましたか。
私は相手がボールを打った瞬間に着地とコーチに習いました。
その時は小学生だったため、なんの疑問も感じずに言われた通りに意識して
練習していました。
しかし、私が今スプリットステップを教えるとするなら
「相手が打った直後に着地」とアドバイスします。
考えてみると着地の瞬間と相手のインパクトが同じということは
相手の打つコースが分かるのは着地した後です。
着地してからではスプリットステップの反動を上手く使えないと思いませんか。
なので着地した直後にどの方向に自分が動き出すのかを認識して、着地出来るとその後の動作がスムーズになるのは間違いありません。
しっかり説明しないとただのスプリットステップのタイミングが遅い人になってしまいますが、
スプリットは相手が打った直後(どっちに動くか判断できた直後)に着地です。
動き出しの始めの動きは?
始めの動きはで重要なポイントは2あります。
それは倒れ込みと体のターンです。
短い距離を出来るだけ早く移動することは、陸上短距離のスタート動作を参考にするのがいいと思います。そしてテニスが陸上の動きと違う部分はゴールが360°どの方向の先になるのか直前まで分からないということです。
前後左右どの方向にも動ける準備をし、その後動く方向が決まった瞬間にその方向に対して陸上のスタート動作のように動くことが1番効率がいいと考えられます。
このような考えで、テニスのスタート動作において重要なのは陸上短距離のスタート姿勢を完成させるまでの橋渡し的な動きです。
それが動く方向への倒れ込み(重心移動)と体のターン(その方向へ体を向ける)です。
1歩目の蹴り出しの足は?
倒れ込みと体のターンが出来たらあとは陸上の動きを参考にスタートダッシュを極めましょう。
速く走る方法についてはこちらの記事でシェアしています。
まとめ
単純な足の速さに加えて、スプリットステップから走る動作に移行する部分に焦点をあてる必要がある。
- スプリットを踏むタイミングをもう一度考える